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セルライト
セルライト(cellulite)の語源は、フランス語で細胞を表す単語(Cellule)と鉱物を表す接尾語(ite)。
1970年代初めに作られた造語で、1980年代になってから本格的に研究が始まりました。
この分野での先進国はイタリアです。イタリアでは、セルライト対策への関心が高く、
セルライト対策商品も充実しているそうです。
セルライトは女性の大敵
セルライトとは、体重増加やホルモンバランスの変化、老化などによって、血行不良や脂肪の代謝不良がおき、
体外に排出されなかった老廃物や水分が皮下脂肪(脂肪細胞)に付着してできた塊です。
厄介なことに、この塊、一度できてしまうと簡単には落とせません。また時間が経てば経つほど状態は悪化します。
このセルライト、基本的には男性にはつきにくく、女性につきやすいものです。
これは、女性の方が、皮下脂肪がつきやすく、また筋力が弱いために下半身太りになりやすいことに起因します。
ただし、男性もセルライトとまったく無縁ではなく、肥満体型の男性の腹部には間違いなくついています。
セルライトは冷え・むくみの悪循環
一般的に、冷え性やむくみ体質の人はセルライトができやすく、
逆にセルライトがあると冷えやむくみの原因となると考えられています。
ホルモンバランスが崩れたり、自律神経が乱れたり、冷え性だったりすると、血行不良が起こります。
すると、新陳代謝が悪化して老廃物がたまりはじめます。そして、皮下組織で血行不良によるむくみが発生することになります。
脂肪細胞は、普通の状態では血管の近くにあり、ほかの細胞と同様に代謝を盛んに行っています。
血行不良になるとその脂肪細胞が遊離しはじめます。
遊離した脂肪細胞は、血液中の老廃物を付着させながら代謝の乱れを起こし、
周囲の正常な脂肪細胞をも巻き込んで、2〜3倍の大きさに肥大化します。
脂肪細胞が肥大化すると、血行不良状態の血管がさらに圧迫され、血行障害が深刻化します。
これは脂肪細胞の遊離を促進することになり、セルライトがどんどん増え、さらなる血行不良や代謝不良を引き起こします。
また、脂肪細胞の周りにあるコラーゲンの代謝も低下するため、コラーゲン自体が固く変質します。
こうして、セルライトのある脂肪層はますます厚みを
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